初の坂陸奥。陸奥と坂本のある一夜。
恐らく快援隊設立前夜。
テーマは能の演目でもある「安達が原」
<安達が原のあらすじ>
人食い婆が出るという荒れ野で道に迷った坊さんが一夜の宿を一軒だけ見つけた家の老婆に求める。
老婆は承知し坊さんをたいそうもてなしたが、ちょっと出てくるといって外へ出ようとするが、
自分が居ない間は奥の部屋は見てはいけないという。
寝間でとっちらかっているからと言われたが坊さんは老婆の居ない隙に覗いてしまった。
見れば人間の手足が散乱しており、噂の人食い婆の家だと知り坊さんは逃げ出す。
老婆は追いかけるが坊さんは夜明けまで念仏を唱え続けて人食い婆は退散するというお話。
見てはいけないものを見てしまう典型的な昔話。
隠されたところを見たいと思うのは人間の性。
人食い老婆は昔の辰馬で覗きたくないのに見えてしまったのが陸奥、
そして過去の亡霊を見る自分自身。
まぁそんな感じで書きました。
あとウチの坂陸奥は微妙な距離感とかを出して行きたい所存。
此の二人は傍に居過ぎて見えないとか触れないとか、
そういうのに萌えそうなのでというか私が萌えているので
「添い寝は出来ますが襲えません」 というカンジ。
でも別次元で坂本がSなお話も書きたい。
陸奥、あの若さでNO.2ということは、
海援隊設立当初メンバーであろうと思うので資金繰りも一緒に行くと思われ。
というかまだメンバー自体二人きりっぽいな…。
因みに坂陸奥に嵌って一月、土佐弁を独学する事2ヶ月。
用例集と翻訳ソフトで四苦八苦。所々怪しいのはご愛嬌。
妄想の中の設定としては…
多分、辰馬はボンボンという話なのできっと実家はお金持ちだが一応独立心はありそうなので、
起業資金の一部は出して貰うであろうがそれでも足りない分は自力で捻出っぽいなぁと思いつつ。
何しろ艦を買わねばならんし。
あと陸奥は私の妄想の中では坂本の家とかで元は働いてたとかだったらいのに
などと妄想しているのでその妄想をいつか書かねばなるまいと思っていたり。
空知さんが坂陸奥編書いたら下ろさねばなるまい。
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